ぬめり成分が健康の秘訣、もずくについて

ぬめりのある食品は世の中にたくさんあり、そしていずれも健康にいいと注目されています。そんなねばねば食材のよさ、そしてその中でもより食べやすい食材であるもずくについて紹介いたします。

話題のねばねば食材

ねばねば食材、これは健康に気を遣いたい人であれば誰しも一度は聞いたことがあるワードです。その代表といえばおくら、山芋、納豆など、これらは重さがなく、毎日取り入れるが簡単な食材です。加熱してもよし、そのまま食べるのもよしと、その時のモチベーションにあわせた摂取が可能です。いずれも値段が安いというのもいいところです。ではこのねばねば食材は具体的にはどんなところがいいのかというと、この粘りが含まれる食材には疲労回復、滋養強壮の効果があるとされているからなのです。
胃を保護して消化酵素で弱った胃腸をサポートなど、疲れた身体に優しい食材です。他にも栄養はビタミンB群などがあり、これもエネルギー代謝を促すので相乗効果で更に健康にいいとされています。ここであげられるねばねば食材は主に野菜ではありますが、ねばねばしたものには海藻もあり、これはこれで別の健康効果があります。海藻はもともと健康によくてヘルシーな食材、醤油やお酢で和えるだけで食べられる状態で売られている上に低価格です。もずくも同様で、ねばねば食材である野菜達と一緒にもずくを食べると、より健康によくそれでいて毎日に取り入れやすい、優れた献立のお手伝い食材です。

もずくについて詳しく知る

もずくはイトモズクという別名があり、その名前の通り糸状の海藻です。枝分かれしているなど形状はさまざまではありますが、基本的に食べるときはそうめんのようにつるつると食べられる、そして噛めばコリコリとした食感が楽しめます。夏場でも食べやすく、なかなか食欲がわかない……そんな時でもお酢と一緒に食べればさっぱりと食べられます。もちろんだしとの相性も抜群で、お酢が苦手な場合はおだしや醤油と一緒に食べるのがおすすめです。これにもねばりがあるので、あとで何か足さなくてもつるつるとしたぬめりがあり、のど越しよく食べられます。一見海藻ということであまり栄養が期待できないのでは?と思うかもしれませんが、このねばねばにした部分にしっかりと栄養素がふくまれています。

もずくの注目すべき栄養素はフコイダンと豊富なミネラル、そしてアルギン酸です。ビタミンも含まれているので、健康にほしい栄養素がしっかり詰まっているのです。そんなもずくの効果は生活習慣病予防に欠かせない栄養素がたっぷり含まれている故の抗酸化作用、コレステロール値を下げる、がん予防などです。糖尿病や高脂血症の人に効果が特に期待できるということで、推奨されている食材です。もし食事の栄養バランスが崩れている、と感じるのであれば、まずはもずくを食卓にとりいれてみるだけでも、栄養バランスが整って健康効果が期待されます。そして健康だけではなく、美容に効果が抜群です。

フコイダンやミネラルは肌の保湿力を高めてくれ、結果的にアンチエイジングになります。そして腸内環境改善が見込めるので、腸の活動を正常に整えてくれます。腸活サプリなんかが近年販売されていますが、腸内環境の改善は健康にはもちろんのこと、美容において非常に大事なことです。腸内環境が悪い場合は悪玉菌が増殖し、その結果肌荒れや、にきびなどの肌トラブルにまで発展してしまう可能性があります。それを防ぐためにはお腹の中からきれいに!それに役立つのがもずくです。もずくにはたっぷりの食物繊維が含まれており、善玉菌の栄養源になってくれます。

もずくの食べ方

もずくは酢であえる以外の食べ方を知らないという人が以外と少なくないです。しかし実際はもっと色々なレパートリーがあり、これならもずくを食べられそう!と思うような美味しいメニューもあります。ここではもずくの調理方法について詳しく紹介いたします。まずあのトロトロした食感をどこまでも活かしてくれるのが実はスープです。ぬめりがいいとろみになってのど越しよく、それでいてくせの少ないもずくが食べやすくなります。酢の場合どうしてもお子さまが苦手、という場合がありますが、スープにするだけで随分食べやすいメニューになるのです。そして、雑炊なんかにもおすすめです。

病気の時におかゆのように食べる時にとてもおすすめ!消化を助けてくれるもずくはぜひ体調不良のときにもとってもらいたい、そんな食材です。雑炊に入れれば栄養たっぷりで食べやすいメニューの完成!病気の時はもちろん、普段のメニューに取り入れても美味しく食べられます。味付けを工夫すればさらにレパートリーがひろがります。汁物や和え物でのもずくはとても美味しいですが、もっとガッツリしたメニューで食べたい場合ににも対応しています。沖縄ではもずくの天ぷらが有名で、美味しく食べられています。揚げ物ということですこし作るのが大変ですが、美味しい一品が作りたいときはぜひおすすめです。海藻を天ぷらとして食べる、という発想は驚きですが、とても美味しくて人気のメニューとされています。もずくは思っている以上に色々な調理が見込めます。レシピ検索サイトを見るとさらに美味しそうな調理方法が見られるのでぜひ家庭で実践がおすすめです。

もずくが嫌いな場合は?

もずくはとても健康にも美容にもいい食材ではありますが、どうしても苦手、という人は少なくないです。あの海藻特有の食感などが苦手でどうしても食べられない、癖はそんなに感じられなくてもなんとなく苦手、でも栄養面を考えれば食べなくてはいけない、と無理して食べている人もいます。ですがもずくはその栄養に注目されて、美味しくもずく独特の味わいを消し、それでいて栄養はしっかり摂れるように配慮された健康食品が販売されています。

フルーツ味に整えられておやつ感覚で食べられるゼリーなど、美味しく健康的にもずくを摂取できるように考えられています。もし苦手な場合はそういう方法での摂取をおすすめいたします。こうした食品は毎日無理なく続けられる、というのが大事です。なので苦手なものをイヤイヤ食べているとそのうち続けられなくなります。美味しく食べられるように工夫された食品が販売されているので、ぜひそういった商品の購入の検討をおすすめいたします。

積極的にねばねば食材、もずくを食べる

もずくは身体に嬉しい成分がたっぷり含まれている上に低価格、そして色々なレシピに活用できる、そんな優れモノの食材です。糖尿病や高脂血症に悩んでいる、なんとなく活力がない、仕事や育児が忙しくて栄養面に気を使えない、ダイエットがしたい、そんな人たちの強い味方になってくれます。もちろんそのままお酢で食べるだけでOK、その場合お酢の健康効果と相乗されて、より効能が期待されます。もしもずく酢が苦手な場合は汁物にしたり雑炊にしたりすると家族みんなでもずくを食べられます。お得に健康を手にするサービスを展開しているところがあり、そこではこだわりの美味しいもずくが販売されています。開封して手軽に食べられるものもあれば、加工しておやつ感覚で食べられるものもあります。定期購入で取りよせ可能なので、ぜひ毎日の生活にもずくの導入をおすすめいたします。手軽に美味しく、健康的な食生活ができます。