UP 3Dシリーズ・趣味から業務用まで対応の高性能3Dプリンターについて解説

UP 3Dプリンター「UP 3Dシリーズ」について解説する記事です。
UP 3Dシリーズは、趣味やちょっとしたもの作りなどの家庭ユースから、業務用のプロトタイプ作りまで対応する高性能3Dプリンターシリーズです。さまざまな材料を使用できること、金属ボディによる安定性、そして使いやすさが魅力です。

3Dプリンター・UP 3Dシリーズ

3Dプリンター

UP 3Dシリーズは、趣味やちょっとしたもの作りなどの家庭ユースから、業務用のプロトタイプ作りまで幅広く対応する高性能3Dプリンターシリーズです。さまざまな材料(フィラメント)が使えてカラーバリエーションも豊富。金属ボディによる安定性は高い精度の造形に最適です。どんな用途にも対応しやすく使いやすい3Dプリンターシリーズについて解説します。

3Dプリンター・UP 3Dシリーズとは

3Dプリンター「UP 3Dシリーズ」は、海外の3Dテクノロジーを積極的に日本に紹介している「日本3Dプリンター」が取り扱っています。「家庭用からプロシューマー向け」を合い言葉にしている、3Dプリンターのラインアップ。その言葉を裏付けるように、趣味からビジネスまで使える高性能でコンパクトなプリンターは、誰にでも使いやすくスタイリッシュでコンパクトなところが魅力です。

3Dプリンター・UP 3Dシリーズのラインアップ

ここからは3Dプリンター「UP 3Dシリーズ」、それぞれの製品についてご紹介していきます。3Dプリンター、特に一般家庭用の3Dプリンターは数多く市販されていますが、シリーズとして一般ユースから業務ユースまで対応しているものはあまりありません。そのため、3Dプリンターを初めて触る初心者の方がステップアップを目的に使用することも可能。もちろん、業務ユースにも高度に対応します。

UP mini2 ES

「UP mini2 ES」は、コンパクトながらも高い精度を誇ることで知られる「UP mini2」の後継機種であり、UP mini2にはないさまざまな機能が搭載されたシングルヘッドの3Dプリンターです。データの転送方法は無線LAN、Wi-Fi、USBメモリで行え、複数ユーザーによるデータ送信も可能。STL以外に3DS、OBJなどのファイル形式にも対応しています。積層ピッチは最小0.15 mm。造形サイズは120×120×120 mm。センサーにより高さ調整を行うため、3Dプリントビギナーでも使いやすいことが特徴です。スッキリとしたデザインでコンパクトにまとまった3Dプリンターはとても軽くポータブル。自宅や学校など、場所を選ばず使えます。
自動で作成される構造支持のためのサポート材は、手でも外すことができるほどシンプル。他のシリーズのサポートとはひと味もふた味も違います。
付属のスライサー「UP Studio」はUPシリーズの3Dプリンターに標準装備されるもので、3Dプリント初心者でもかんたんに扱えます。樹脂を溶解させる際の香りを抑えるための活性炭フィルターも搭載しています。

UP Plus2

「UP Plus2」は、コンパクトでありながらも、同じクラスの3Dプリンターとは比較にならないほどの出力を持つハイクオリティさが魅力です。プリントの品質を担保するためのセンサーが設置され、ノズルの高さやベッドの傾きを監視します。積層ピッチは最小で0.15 mm。140×140×135 mmの造形スペースが確保されています。構造は「無駄がない」という言葉がぴったりと感じられるほどシンプル。そのおかげで造形物が見えやすくなっています。スライスソフトも高性能で誰にでも扱えるものを専用開発。UP Plus2は、高精度とユーザビリティを高いレベルで実現しているシングルヘッドの3Dプリンターです。

UP BOX+

「UP BOX+」は、シンプルで使いやすいことが特徴のUP Plus2の精度を高めた高性能大型3Dプリンターです。積層ピッチは最小0.1 mm。255×205×205 mmという大型造形物の出力が可能で、組み合わせ部品の出力も得意としているためビジネスユースにも最適です。また、造形スピードもこれまでの製品と比較すると30%も高速化しています。UP BOX+は、その名のとおり丈夫なBOX型の作りのため機械全体が安定。これにより造形の失敗を高い確率で防げます。プリントの質を確保するために、ノズルやベッドの位置や傾きを管理するセンサーを複数用意。自動化による安定したプリントアウトを実現しています。自動生成される取り外しの容易なサポート、誰でもかんたんに扱えるスライサーソフトウェアUP Studioと樹脂の溶解臭を抑える活性炭フィルターももちろん標準装備です。

UP 300

UP 300は、UP 3Dシリーズの最高峰モデルです。さまざまな原材料別に交換できる専用ノズルは「低温フィラメント用」「高温フィラメント用」「フレキシブル」の3種類を装備し、積層ピッチは0.05 mmとシリーズ中最高の精度を誇ります。プリント面積も255×205×225mmとシリーズでは一番の大きさ。また、造形品質に影響を与えるビルドプレートにはガラスをシリーズで初めて導入。平らなベース形状は、造形物の取り外しなど、作業性の向上にも貢献します。また、UP 300では、構造を支えるためのサポート材も同時に出力されますが、プリント完了後は、このサポート材除去もしやすく設計されています。他の3Dプリンターではなかなか外すことができない場合もありますが、UP 300では手を使って外せます。
熱溶解方式の3Dプリンターでは、樹脂の溶解プロセスで独特の香りが発生しますが、UP 300ではこの香りを抑えるために活性炭フィルターを装備しています。
UPシリーズ最大・最上級のUP 300は、対応力も安定性もシリーズ最高峰です。

UPシリーズはフィラメントも充実

UPシリーズはフィラメントも充実しています。樹脂溶解時の臭いを抑え、使いやすく、しかも高精度の造形を約束する純正フィラメントについてご紹介します。

UP純正ABSフィラメント

「UP純正ABSフィラメント」は500グラム×2巻のセット。UPシリーズでの造形に最適化されたスペシャルなフィラメントは、これまでの製品よりも溶解臭が抑えられ、なおかつ熱による変形も少ないことが特徴です。UPシリーズでは、自動作成されるサポートの取り外しを素手で容易に行うことができますが、そのかんたんな作業実現の一翼を担っているのが純正フィラメントです。カラーも「レッド」「ホワイト」「ブラック」「イエロー」「グリーン」「ブルー」の6色が用意されているので、造形物に合わせて使うことが可能です。

UP純正PLAフィラメント

「UP純正PLAフィラメント」は、やはりUPシリーズのために作られたフィラメント。熱による変形、臭いの発生を極力防ぎ、サポートも手でかんたんに取り除けるように考慮されています。UP純正PLAフィラメントには、造形物の表現を豊かにしてくれる「白」「黒」「青」「緑」「半透明」「グレー」「オレンジ」「ワインレッド」という8色がラインアップされています。




3DプリンターUPシリーズ・まとめ

UPシリーズの3Dプリンターは、3Dプリンターを触るのが初めてのビギナーから、プロユースまで、さまざまな方を対象にした高機能3Dプリンターです。一般家庭用の3Dプリンターは量販店やウェブモールなどで現在も販売されていますが、やはり販売価格1万円程度の製品だと、出力される造形物も「それなり」のクオリティになってしまいます。UPシリーズの3Dプリンターは、業務専用機種にも劣らない高度な3D造形技術が取り入れられており、ビギナーの方でも失敗なく造形を楽しんでもらえるように作られています。専用のスライスソフトウェアは高機能ながらもシンプルな操作を実現。幅広いユーザーに満足していただけるクオリティを備えています。